板金塗装を依頼する際に、その板金職人の腕の良さは誰もが気になる事で重要な事です。腕の良い板金職人と腕の悪い板金職人とでは作業のクオリティが大きく変わってきます。
腕の悪い板金職人が作業をすると、素人の目でも、目に見えて精度の悪さや修理した部分の色が若干違うのがわかってしまうこともあります。素人目線では綺麗に修理されているように見えても、車業界で働く自動車査定を行う人や板金塗装を行う同業者から見れば、板金塗装をした跡を見破られてしまうケースもあります。腕の良い板金職人に作業をしてもらうと、こういった自動車業界のプロが見ても板金塗装した形跡を見破られずに済むケースもあります。中には修復歴があるような大掛かりな板金修理をしたにも関わらず、売却時に査定士が気づかず一切減点をされずに売却できてしまうケースもあります。この様に売却時の事を考えたり、修理後どれだけ綺麗に直るかということを考えると、腕の良い板金職人に依頼をすることはとても大事な事です。
事故を起こすなど、車を傷つけてしまい売却時の査定の事が気になる方も多いと思いますが、外装の損傷の修理代金は売却時の査定の減額料金より高く付くケースが多いです。査定の事を気にするのであれば、現状のまま直さずに売却した方がトータルで考えてお得です。ドアやボディーなどの金属部品の塗装が剥がれるような傷の場合は、その後早いうちに売却するのであれば現状でも良いですが、長期間金属部品の塗装が剥がれた状態で放置すると錆びてきて、傷つけた後にすぐに修理するよりも査定で減額される金額の方が大きくなる場合もあります。メインフレームが歪むなどの大規模な修理は板金塗装の代金も高くつきますし、見た目は綺麗に直しても売却時の査定は修復車扱いで大幅に減額されてしまいます。